日経平均PERからは正当化しにくい株価10,000円
(7月2日付のブログ記事再掲載)
7月1日現在の日経平均PERは41.7倍。現在の日経平均株価の水準をPERの側面から正当化するのは、かなり骨が折れます。それが可能になる一つのタイミングは4-6月期決算が発表される7月中旬以降ではないかと思います。即ち、4-6月期の企業収益を見て、「やはり1-3月期が企業業績的にはボトムだったのか」との確信を投資家が持つに至れば、投資家の目線が2011年3月期に移ることも期待できます。つまり、投資家が来期のEPSを思い描いて、PERを考えることも期待できるわけです。
しかし、もし逆に7月中旬過ぎに発表された4-6月期の決算数字が「1-3月期がボトムとなった」ことを証明できなかった場合には、どうなるか。その場合には、市場は本当のボトムを探しにいきます。その際には、現在の長期金利の水準や原油価格の水準などはネガティブ要因と投資家の目には映るかもしれません。そうすると、やはり日経平均株価10,000円はなかなかシンドイなあって言う話になる様に思います。
(以上、再掲載終わり)
8月13日の日経平均株価の終値は、10,517円19銭。それに対して、今回の4-6月期の決算発表の内容を見ると、日本企業の収益状態は1-3月期が予想通り底になったことは明らかだとは思いますが、前回のブログ記事「トヨタの第1四半期決算」でも見た様に、そこから急回復するイメージはなかなか描きにくい。従って、12日現在で40.8倍になる日経平均PERの正当性を証明することは難しいのではないかとの印象を持っています。
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