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2009年11月 4日 (水)

日本企業の7-9月期決算と株価 2

先週から本格化した日本企業の79月期決算発表は、概ね予想された通り、上場企業の経常利益が2四半期連続で改善する状況が続いています。しかしながら、株価の動きはさえません。先月9月末時点と株価を比較してみると、日経平均株価が▲2.4%、TOPIXでも▲0.8%となり、日本市場はマイナス推移となっています。また、米国市場でも似たような動きになっています。

そして、私の感触でも、現時点で明るい材料を探すことは、なかなか骨が折れるというのが正直な感想です。確かに、足元の終わった期に関しては好印象なのですが、先々に対しても明るい見通しが持てるか?となると、収益改善をコミットするような力強さに欠けているという印象を持たざるを得ません。

それに、既にご案内の通り、「トヨタ、大卒新人を生産ラインに 増産対応で一時的に動員」という記事も出ていますが、こうした記事が象徴している様に、現在、企業側が期間工などの非正規雇用の労働者の雇用に対して二の足を踏んでおり、今まで雇用の調整弁の役割を果たしてくれていた非正規雇用うまくワークしない状況に陥っています。そして、仮にこうした流れが定着してしまうようだと、日本企業の製造コストが国際比較で割高となり、それを回避するために、ますます日本における産業空洞化が進むことになるのではないか。今回の7-9月決算からは、そうした懸念も持ちました。

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