日本企業の7-9月期決算と株価
米国ではインテルに始まったハイテク企業の7-9月期決算の好調の流れが続き、ネット検索大手のグーグルも最高益を更新するなど良い流れが続いています。日本でも、東芝が半導体市況の回復や原子力発電の好調を受け営業黒字に転じ、ホンダも国内や新興国での低燃費車の好調を受けて営業黒字となりました。またHDDのガラス磁気ディスクを作るHOYAも好調、アドバンテストや東京エレクトロンも受注に回復の兆しが見えるなど、良い見通しが立ち始めてきました。
しかし、私は先日のブログ記事「ファンドマネージャーは大変」の中でも指摘しました様に、日経平均株価を通して普通の人たちが受ける印象ほど、実はTOPIXは上がっていません。そして、その理由は、ある特定の銘柄だけがかなりの部分でパフォーマンスに貢献しているためで、具体的には上記の様な外需関連銘柄です。したがって、これらの銘柄の7-9月期決算の好調な業績に関しては、既に株価に織り込まれている可能性が高いのではないかと思います。ならば、市場では今週以降に発表される日本企業の決算内容について回復感を示すものが多く出てくることを期待している模様ですが、しかし、それによって株式市場全体が更に上昇するか?。それに関しては、既に織り込まれている情報が顕在化するだけだとすれば、やはり慎重な姿勢で臨んだ方が良いと思います。
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